張本智和は世界7位との“エース対決”実現なるか　世界19位の戸上隼輔はドイツの35歳レジェンドとの初陣へ【WTTチャンピオンズ重慶】

卓球の「WTTチャンピオンズ重慶」が30日に開幕する。今大会は、男女ともに世界ランキング上位選手が出場することもあり注目が集まる。

28日に組み合わせ抽選会が行われ、1回戦の対戦カードが決定した。

■松島輝空は世界1位との可能性

世界ランキング11位で男子のエース・張本智和（智和企画）。1回戦ではオマール・アサール（エジプト）対戦するが、直近の「WTTコンテンダーリオデジャネイロ」では初戦敗退を喫しており、切り替えてこの大会に臨みたい。

そんな張本にとって一つのカギを握るのが2回戦で、世界ランキング7位の林昀儒（台湾）と対戦の可能性。日本のTリーグや国際大会でライバルとしてしのぎを削っており、戦うことになれば激戦になるだろう。

また、世界ランキング19位の戸上隼輔（井村屋グループ）は、ドミトリ・オフチャロフ（ドイツ）。世界ランクを順調に上げ、パリ五輪では張本と並んでのダブルエースとしての期待も高まる戸上が、元1位のレジェンドにどのような戦いを見せるか。

世界ランキング35位の松島輝空（木下グループ）も、強敵が待ち構えるブロックに。アンダース・リンド（デンマーク）との対戦を迎えるが、勝利した先には同1位の王楚欽（中国）。中国勢のなかでも頭ひとつ抜けた最強サウスポーとの戦いに持ち込めるか。

なお、男女ともにシングルス1回戦は30日、31日にそれぞれ行われる。