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ドジャースの大谷翔平投手は7日(日本時間8日)、敵地でのヤンキース戦に「2番DH」で先発出場する。前日の試合では初回に先制点のきっかけを作る右前打を放つも、6打数1安打3三振と今ひとつ。チームは乱打戦に勝利し連敗をストップした。
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■大谷がもっとも苦手とする球場
相手先発は、29歳の右腕コーディ・ポティート投手。2015年にドラフト全体4巡目116番目でマーリンズに指名されるも、その後は長いマイナー生活。21年にメジャー初昇格を果たし7登板で2勝を挙げたが、22年8月に右ひじのトミー・ジョン手術を受けた。
今季はヤンキースと1年契約を結び、2先発で2勝0敗、防御率2.45と結果を残している。平均93マイル(約149.6キロ)前後のシンカーとフォーシームに加え、チェンジアップ、スイーパー、カーブを駆使して打者を打ち取る。
対するドジャースは、山本由伸投手が今季13試合目の先発マウンドへ。ヤンキースは移籍先候補にも挙がっていた球団だけに、敵地ファンは盛大なブーイングで山本を迎えるだろう。また、大谷もドジャース移籍後ではヤンキースタジアム初見参。キャリア通算13試合で打率.130(46打数6安打)、4本塁打、7打点と苦手にしている“鬼門”の球場で今季16号は飛び出すのか。アーロン・ジャッジ外野手とのアーチ競演にも期待したい。
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試合情報
ドジャース-ヤンキース試合開始:日本時間6月8日(土)8時05分中継情報:NHKBS1/サブ102ch、J SPORTS 3、ABEMA、SPOTV NOW、AppleTV ※一部有料