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ドジャースの大谷翔平投手は12日(日本時間13日)、本拠地でのレンジャーズ戦に「2番DH」で先発出場。初回の第1打席に今季17号アーチを放った。
大谷はこれでチームメイトのテオスカー・ヘルナンデス外野手と並び、リーグトップを走るマルセル・オズナ外野手(ブレーブス)の18号にあと1本差に迫っている。
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■6月序盤の不調を脱したか
大谷は初回、1死走者なしで迎えた第1打席。相手先発ジョン・グレイ投手の6球目スライダーを振り抜くと、速度105.2マイル(約169.3キロ)、角度26度の打球が中堅スタンドへ。飛距離424フィート(約129.2メートル)の特大弾を放った。
大谷はこの試合で打率.311、17本塁打、44打点、15盗塁の成績。6月に入り、調子を崩す時期も経験したが、レンジャーズ相手の2試合連発で、再び上昇気流に乗ろうとしている。
ドジャースは69試合を戦っており、大谷はこのままいけば年間では打率.311、39.9本塁打、103.3打点、35.2盗塁の成績。3割40本やトリプルスリーを狙えるペースで推移しており、100打点の可能性も十分にある。
連日のアーチで本塁打王争いでも首位をとらえ、年間の打撃成績でも自己最高更新を視野に入れる2024年の大谷。ドジャース1年目の打者専念のシーズンで、どのような成績を残してくるのか。
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