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ドジャースの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、敵地クアーズフィールドでのロッキーズ戦に「1番DH」で先発出場。第2打席に一時同点となる走者一掃の3点適時打を放つなど、5打数2安打3打点と結果を残したが、チームはサヨナラ負け。
試合後にはメディアの取材に応じ、左手骨折で長期離脱となったムーキー・ベッツ内野手について言及した。
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■「なんとかカバーしたい」と意気込み
この日は3点ビハインドの2回裏、2死満塁で左中間への走者一掃適時打を放った。今季は満塁時で4打席ノーヒットと振るわなかったが、5度目の機会で初安打と打点を記録。第4打席にも右前打を打ち、4試合連続マルチ安打と好調ぶりを見せた。一方で、6-6の同点で迎えた8回表の第5打席では三球三振に。2死一、二塁の好機を活かせず、9回裏にサヨナラ負けとなった。
大谷は試合後に現地メディアの取材に応じ、「最後(第5打席)打てればもっとよかったですし、満塁の場面(第2打席)で結果的に全員走者をかえすことができたので、良い打席だったかなと思います」と、この日の打席を振り返った。
また、ベッツの長期離脱について問われると「リーダー的存在の選手ですし、なかなか簡単に埋まる穴ではないですが、なんとかカバーしたいという気持ちは皆が持っているかなと思います」と、代役でリードオフマンを務める現状に対して意気込みを明かした。
ドジャースは21日(同22日)から、地元で大谷の古巣エンゼルスとの2連戦が組まれている。大谷は、「(古巣のみんなと会える)そこはもちろん楽しみにしてますし、まあそれはそれとして、まずは明日しっかりとシリーズ勝ち越せるように、そこだけまず集中したいなと思います」と、悔しいサヨナラ負けにも気持ちを切り替えていた。
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