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フィリーズのカイル・シュワーバー外野手は2023年のレギュラーシーズンでワーストの打率.197ながら47本塁打、104打点を挙げ、史上初の打率1割台による40本塁打、100打点以上を記録した。
そんななか迎えた今シーズンは本塁打を順調に積み重ねつつあるなか、“高打率”に注目が集まっている。
◆“ロマン砲”シュワーバーが見せる変化 「.197→.250」に急浮上の打率に大谷翔平らしのぐ断トツの四球数
■2022年の本塁打王
大谷翔平投手がドジャースへ加入したため同リーグとなったシュワーバーはここまで17本塁打を放ち、大谷、マルセル・オズナ外野手(ブレーブス)、テオスカー・ヘルナンデス外野手(ドジャース)に続く4位。チームメイトのブライス・ハーパー内野手、クリスチャン・ウォーカー内野手(ダイヤモンドバックス)と並んでいる。
そんなシュワーバーだが、本塁打とともに目立つのがその“高打率”ぶり。22日(日本時間23日)のダイヤモンドバックス戦で2本の二塁打を放ったシュワーバーは、74試合に出場し、打率は.258、17本塁打、出塁率.382、49打点と今季はより確実性を高め、出塁率も好スタッツを記録。フィリーズの情報を伝える『The Good Phight』でも、「なんと素晴らしい1年だろう」と称賛されている。
2022年のナ・リーグ本塁打王であるシュワーバーは、大谷とオズナで展開されているホームラン王争いにも加わってくる可能性がある。新たな姿を見せるスラッガーの今季には注目集まる。
◆“ロマン砲”シュワーバーが見せる変化 「.197→.250」に急浮上の打率に大谷翔平らしのぐ断トツの四球数