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JRAは29日、第73回ラジオNIKKEI賞(GIII、芝1800m)の前日最終オッズを発表した。
渋太い脚で青葉賞を5着したウインマクシマム(牡3、美浦・畠山吉宏厩舎)が単勝4.7倍で1番人気、好枠1枠を手にしたシリウスコルト(牡3、美浦・宗像義忠厩舎)が単勝6.3倍で2番人気。
以下、ショーマンフリート(牡3、美浦・手塚貴久厩舎)が単勝6.5倍で3番人気、サトノシュトラーセ(牡3、栗東・友道康夫厩舎)が単勝6.8倍で4番人気。
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■混戦も勝ち馬は1桁オッズ
過去10年の勝ち馬10頭中9頭が、単勝オッズ9.9倍以下かつ5番人気以内の馬。このうち前走がGIを除くOPクラス組だと【7.1.0.10】勝率38.9%、単勝回収値245の成績。激戦の影響か全体で見てもGI組は過去10年で勝利なし。
OPクラスを経てここに出走し、上位人気に支持されるような馬は地力証明済みで信頼度が高いと判断できる。一方、単勝9.9倍以下かつ5番人気以内の馬で前走1勝クラス組は【2.2.2.11】勝率11.8%なので、相手候補までが無難。ウインマクシマムとサトノシュトラーセは勝ち負けに期待できそうだ。
2、3着が多いゾーンは単勝10.0~49.9倍で【1.7.7.57】。例年、少なくとも1頭は馬券に絡んでいる。このうち、9番人気以内で斤量53~54キロの馬は【1.6.5.17】複勝率41.4%、複勝回収値183をマーク。少し斤量に恵まれた馬がヒモ荒れを演出しやすい。54キロを背負うジュンゴールドやログラールは当日の人気次第で押さえておきたい。
馬連は(6)ウインマクシマム-(12)ショーマンフリートが15.8倍、3連複は(6)ウインマクシマム-(8)サトノシュトラーセ-(12)ショーマンフリートが33.2倍、3連単は(12)ショーマンフリート→(8)サトノシュトラーセ→(6)ウインマクシマムが13.7倍で1番人気。混戦を極めるためか、3連単万馬券は最低ラインとなりそうだ。
■29日・前日最終オッズ
人気 | 馬名 | 単勝 | 1 | ウインマクシマム | 4.7 | 2 | シリウスコルト | 6.3 | 3 | ショーマンフリート | 6.5 | 4 | サトノシュトラーセ | 6.8 | 5 | ヤマニンアドホック | 7.7 | 6 | ミナデオロ | 12.7 | 7 | オフトレイル | 12.9 | 8 | アレグロブリランテ | 13.5 | 9 | ジュンゴールド | 14.5 | 10 | セットアップ | 16.3 | 11 | ログラール | 20.9 | 12 | メイショウヨゾラ | 21.7 |
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※出馬表・結果・成績・オッズなどのデータは、必ず主催者発表のものと照合し確認してください。
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