
右肩腱板の損傷で負傷者リスト(IL)に入っているドジャースの山本由伸投手について、ドジャース専門メディア『ドジャース・ネーション』が3日(日本時間4日)、「まだ投球プログラムを開始していない」と記し、現状を伝えた。
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■米メディア「まだ投球プログラムを開始していない」
『ドジャース・ネーション』は、2日(同3日)に発したデーブ・ロバーツ監督のコメントを引用し、山本について言及した。
同監督によると「ヤマモトは痛みがなくなったようだ。これは良いこと。ただ、彼はまだボールを投げていない。だから、近いうちにキャッチボールを始めることを願っている。しかし、最も重要なことは彼が痛みを感じていないことだ」とコメントし、痛みは消えたものの、投球練習は再開していないと明かした。
その上で「彼は治療を受けていて、多くの肩の運動をしている。投球には直接関係のないトレーニングで、彼がいつボールを持ち始めるのか、それは分からない」と説明した。
山本は6月15日(同16日)のロイヤルズ戦に先発したものの、右上腕の張りを訴えて2回で降板。以降、ノースロー調整で回復を待つ形となっている。今季は6勝2敗で防御率2.92。
同メディアは「ヤマモトは肩のトレーニングに集中しており、投球プログラムを始める前に、まずは肩の状態を改善しようとしている」と指摘。マウンドに戻って来るのは、しばらく先になりそうだ。
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