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レッドソックスの吉田正尚外野手が5日(日本時間6日)、敵地でのヤンキース戦に「7番DH」で先発出場。劣勢の9回表に起死回生の同点3号2ランを放った。試合は延長10回に勝ち越したレッドソックスが、5-3で勝利している。
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■「いい場面で打てた」
苦戦が続いているメジャー2年目の吉田。左手親指痛から復帰後も出場機会にも恵まれず、前日まで打率.259、2本塁打、OPS.672と本来の実力を発揮できずにいた。
この日の吉田は、第3打席まで快音なし。レッドソックス2点ビハインドで迎えた、9回表の第4打席。2死二塁で吉田は、相手抑えのクレイ・ホームズ投手の8球目シンカーを鮮やかに捉えて右翼スタンドへの同点2ランを叩き込んだ。
吉田は試合後に地元メディアの取材に応じると、「いい場面で打てたのもあるし、最後勝ってみんなで喜び合えたのが良かった」と、笑顔を見せた。キャリアで一番のハイライトかと問われると「そうですね、場面としては。場所も含めて」と、会心の一打を穏やかな口調で振り返った。
試合は、延長戦を制した東地区3位のレッドソックスが5-3で勝利。2位のヤンキースに4.5ゲーム差と迫っている。
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