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レッドソックスの吉田正尚外野手が5日(日本時間6日)、敵地でのヤンキース戦に「7番DH」で先発出場。2点ビハインドの9回表に3号2ランを放ち、チームの勝利に貢献した。試合後にはアレックス・コーラ監督が地元メディアの取材に応じ、吉田の一打を称えている。
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■劇的一打で5連勝、ワイルドカード圏内キープ
メジャー2年目の吉田は、左手親指痛で負傷者リスト入りするなど開幕から苦戦が続いていた。4月28日(同29日)に戦線離脱、復帰後の6月も月間打率.200(50打数10安打)で本塁打なしと振るわなかった。7月に入り、猛打賞とマルチ安打を記録し復調の気配を見せ始めた中で、劇的なアーチが飛び出した。
この日は、同地区2位ヤンキースとの3連戦初戦。吉田は第3打席まで快音なしだったが、第4打席に意地の一振り。2点ビハインドの9回表、2死二塁で相手抑えクレイ・ホームズ投手の得意球シンカーをヤンキースタジアムの右翼スタンドへ叩き込んだ。起死回生の同点2ランで追いついたレッドソックスは、その後、延長戦を制して勝利した。
試合後にメディアの取材に応じたコーラ監督は「マサはリズムを見つけているね。彼が優れた打者なのは知っている。今季はパワーを発揮できていないが、右のショートポーチ(狭いヤンキースタジアムのライト側)へ良い打球を飛ばしたよ」と殊勲の一打を称えた。
土壇場で同点アーチを浴びたホームズは、「今にして思えば、確かにスライダーを投げるタイミングかもしれないね。でも、自分はいつでもシンカーにこだわると思う。いい球を投げることができれば、望んだ結果を得られるからね。たぶん、自分のベストシンカーではなかったよ。彼の身体に近かったから。特に2、3球ファールした後だったので、バレルゾーンへ飛ばすことができたんだろう」と、悔しさを滲ませた。
吉田の同点アーチをきっかけにヤンキースを下したレッドソックスは、5連勝でア・リーグのワイルドカード圏内3位をキープ。東地区2位のヤンキースとは4.5ゲーム差に迫っている。
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