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ドジャースの大谷翔平投手は7日(日本時間8日)、本拠地でのブルワーズ戦に「1番DH」で先発出場。5打数1安打で打率は.314。2つの盗塁を決めた。
これで大谷は今季の盗塁数を20に伸ばし、ナ・リーグでは5位タイ。トリプルスリーやメジャー史上初の「50本塁打30盗塁」達成も視界に入る活躍を見せている。
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■「40-40」達成者は過去5人
大谷はブルワーズ戦で3回に中前打で出塁すると、フレディ・フリーマン内野手の打席で二盗を成功。さらにテオスカー・ヘルナンデス外野手の打席ではフリーマンとのダブルスチールを成功させ、今季2度目の複数盗塁を決めた。
大谷は打率.314、28本塁打に加えて20盗塁と年間では35盗塁ペースとなっており、トリプルスリーの可能性を十分に残す。さらに、バリー・ボンズ氏(1996年)やアレックス・ロドリゲス氏(1998年)などメジャー史上で5人しかいない「40本塁打40盗塁」も視界に入っている。
さらに、米データサイト『Codify』のX(旧ツイッター)は「50本塁打と30盗塁を記録したMLB選手を想像してみてください」と投稿。「今までそんな選手はいなかったけれど、ショウヘイはすでに28本に20盗塁を記録しているんだ」とメジャー史でも前例がない「50本塁打30盗塁」達成の可能性にも言及している。
ドジャース移籍1年目で打者専念のシーズンを迎えているなか、歴代でも最高級のパワーとスピードを併せ持つ大谷には快挙達成に期待が膨らむ。指名打者ながら年間MVPの候補にも挙がるスーパースターの今季には注目が集まる。
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