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ドジャースの大谷翔平投手は、9日(日本時間10日)から敵地でのフィリーズ3連戦に出場予定。今季ナ・リーグ東地区首位を走るフィリーズは、メジャー最多の58勝と好調をキープ。負傷で戦線離脱していたリードオフマンのカイル・シュワーバー外野手と、主砲のブライス・ハーパー内野手が戦列復帰すると見られている。
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■フィリーズ敵地での初アーチに期待
大谷は今季でメジャー7年目。フィリーズの敵地シチズンズ・バンク・パークでは通算6試合に出場し、23打数7安打で本塁打なし。メジャー全30球場で本塁打を打っていないのは、残り5球場。いずれもナ・リーグの本拠地で同球場はそのうちのひとつにあたる。
3連戦の見どころのひとつは、MVP争いの本命と見られる大谷とハーパーの競演だ。ハーパーは6月27日(同28日)の試合で、一塁へ全力疾走した際に左太もも裏を負傷。同じ試合でシュワーバーも股関節の張りを訴え離脱していた。
MLB公式のフィリーズ番記者トッド・ゾレッキ氏によると、明日のドジャース戦から両選手が戦列に復帰する予定。ナ・リーグ首位を走る両チームの強力打線が激突する「ポストシーズン前哨戦」は、見どころ満載のカードになりそうだ。
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