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レッドソックスの吉田正尚外野手は11日(日本時間12日)、本拠地フェンウェイパークでのアスレチックス戦に「6番DH」で先発出場。先制の適時打とダメ押し本塁打含む、4打数3安打4打点の大活躍でチームの勝利に貢献した。
吉田は試合直後に現地中継のインタビューに応じ、自身の打撃について語っている。
◆【実際の動画】打撃復調の吉田正尚、インハイ高めを強振し右中間のブルペンへ!今季4号アーチ含む3安打4打点の大活躍!!
■「自分自身にも刺激になっている」
初回、2死満塁で迎えた第1打席。吉田は相手先発ルイス・メディーナ投手から一、二塁間を破る先制2点適時打を記録。5点リードの6回裏、無死一塁での第3打席には相手2番手左腕カイル・ミューラー投手のインハイフォーシームを右中間のブルペンへと叩き込んだ。吉田は今季4号アーチ含む、4打数3安打4打点の大当たり。チームも7-0で快勝した。
試合直後、地元放送局『NESN』のインタビューに応じた吉田は「悪い時に比べればもちろん(状態はいい)。休みもありましたし、しっかり試合に臨める状況ではいます。怖がらずに振れていると思う」と、状態の良さを明かした。「来たボールに逆らわずに、バックスピンというかライナー性の打球をギャップトゥーギャップ(外野手の間)に打てればいいかなと。素晴らしいメンバーと毎日試合に臨めることを光栄に思っています。すごく自分自身にも刺激になっている」と、笑顔を見せた。
『NESN』の実況席からも吉田へ向かって「素晴らしい夜だった。マサおめでとう」と、この日の主役に惜しみない賛辞が贈られた。
吉田は5月1日(同2日)に左手親指の付け根を痛めて渡米後初の負傷者リスト入り。復帰後は徐々に調子を取り戻すと、5日(同6日)には宿敵ヤンキース戦で劣勢の9回表に起死回生の同点3号2ランを放つなど、本来の打撃を見せていた。今後の巻き返しにも期待したい。
◆【実際の動画】打撃復調の吉田正尚、インハイ高めを強振し右中間のブルペンへ!今季4号アーチ含む3安打4打点の大活躍!!
◆「勝ってみんなで喜び合えた」吉田正尚、9回2死からの同点2ラン 宿敵ヤンキース戦を制し笑顔
◆「彼は優れた打者」土壇場“同点2ラン”の吉田正尚を指揮官が称賛 「ベストシンカーではなかった」と相手抑え
Masataka Yoshida makes it a 7-0 @RedSox lead! 🔥 pic.twitter.com/DwVa69xL4H
— MLB (@MLB) July 12, 2024