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ドジャースの大谷翔平投手は12日(日本時間13日)、敵地コメリカパークでのタイガース戦に「1番DH」で先発出場する。前日の試合では、4打数ノーヒットと快音なし。チームも東地区首位フィリーズにスイープされ4連敗となった。
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■通算200号本塁打に期待
相手先発は、メジャー5年目の左腕タリク・スクバル投手。今季は18試合に先発し10勝3敗、ア・リーグ2位の防御率2.37と抜群の好成績を残している。
平均96.8マイル(約155.7キロ)のフォーシームを軸に、右打者にはチェンジアップ、左打者にはシンカーとスライダーを駆使して打者を圧倒する剛腕タイプだ。四球率がわずか4.6%で制球力にも優れており、ア・リーグ3位の132奪三振と空振りも量産できる。今季は左打者に被弾なし、現役トップクラスの左腕と見ていいだろう。
大谷は2021年にスクバルと通算3打席対戦し、3打数無安打。高めのスライダーで空振り三振を奪われている。ドジャースは直近10試合で3勝7敗、現在4連敗中と足踏み状態。大谷も通算200号を前に4試合本塁打から遠ざかっている。オールスター前最後の3連戦で、節目の記録に到達できるか。今季29号アーチに期待が膨らむ一戦だ。