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ドジャースの大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、敵地で行われたタイガース戦に「1番DH」で先発出場。5回の第3打席に右翼スタンドへの今季29号ソロを放った。
大谷は第1打席で三塁打を放ち、8回には盗塁も決めるなど、4打数2安打2打点で存在感を放った。現地記者は大谷がオールスター前に達成したある記録に注目している。
◆【実際の映像】リードオフマン大谷翔平が足で魅せた!初回に放った右翼線の当たりで俊足飛ばし三塁へ到達
■23盗塁目でスピードでも存在感
大谷は先頭打者として立った初回に右翼線への三塁打を放ち勢いに乗ると、5回の第3打席には右翼スタンドへ、メジャー通算200本塁打達成となる29号。さらに、四球で出塁した8回には今季23個目の盗塁を決めるなど、縦横無尽の働きを見せた。
地元メディア『ドジャース・ネーション』のノア・カムラス記者は大谷のここまでのスタッツに触れたうえで、「彼は今日三塁打とホームランを放ち、オールスターブレイク前までのドジャース歴代最多長打者となった」と大谷が樹立した記録に触れている。
カムラス記者がX(旧ツイッター)で公開した記録によると、大谷は56本の長打(29本塁打、23二塁打、4三塁打)を記録し、1954年にデューク・スナイダー氏が記録した55本を更新。スナイダー氏は1980年にメジャー殿堂入りを果たしたレジェンドでもあるが、「オオタニは移籍1年目にまたも記録を更新」とカムラス氏が記した通り、球団の歴史を塗り替えた。
3位には現カブスのコディ・ベリンジャー外野手が2019年、スナイダー氏が1955年に51本を記録し、5位には現在は戦列を離れているムーキー・ベッツ内野手が昨季に50本でランクインしている。
ドジャース移籍1年目から輝きを放ち、ドジャースの歴史を名を刻んでいく大谷。オールスター前最後となるタイガース戦では4年連続の30号到達をかけて挑む。
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◆【動画あり】大谷翔平、右翼への弾丸174キロ29号でメジャー通算200本塁打 803試合目で到達、4年連続30本にも王手
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A leadoff triple for Shohei Ohtani! 👏pic.twitter.com/njZTeZXTAO
— SportsNet LA (@SportsNetLA) July 13, 2024