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ドジャースの大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、グローブライフ・フィールドで開催されるMLBオールスターゲームに「2番DH」で先発出場する。
エンゼルス時代の2021年から4年連続の選出となった大谷には、イチロー氏以来日本選手2人目となる初本塁打やMVP獲得が期待される。
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■昨年はシアトルで大合唱
4年連続の球宴選出となった大谷の初出場は2021年。前半戦で打者として33本塁打、投手としても4勝を挙げた大谷は二刀流選出。「1番DH」で先発した大谷には特別ルールが採用され、初回のマウンドにも上がった。歴史的な初出場は、投手として1回を投げて無失点で勝利投手に。打者として2打席に立ち、無安打だった。
翌2022年シーズンにも選出された大谷は「1番DH」で先発し、今はドジャースでチームメイトとなったクレイトン・カーショー投手と対戦。自身初ヒットとなる中前打を放ち出塁した大谷だったが、その後カーショーのけん制でアウトになるシーンも。1打数1安打1四球で2度目の球宴を終えた。
昨季も3度目の出場を果たし、初本塁打も期待されたが「2番DH」で1打数無安打1四球。それでも、開催地となったマリナーズの本拠地T-モバイル・パークではこのオフの去就が注目されていた大谷に対し、「シアトルに来て!」と大合唱が起こるなど、メジャーでもスーパースターとして認められた存在となった。
そんな大谷は、ドジャースの一員として迎える今年はナ・リーグ首位の29本塁打を放つなど、打撃三冠を狙える圧巻の成績で4度目の舞台に挑む。日本選手ではイチロー氏が2007年に史上初となるランニングホームランを放ちMVPに輝いてるが、大谷には初のスタンドインと17年ぶりとなる日本選手のMVP獲得にも期待が膨らむ。
4度目の出場となる2024年のオールスターで、大谷に待望の一発は生まれるのか。メジャーを代表するパワーヒッターとなったスーパースターが歴史を塗り替えるのかは注目したい。
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One pitch, one hit.
Shohei swung away against Clayton Kershaw. pic.twitter.com/WTMH5pPzsd
— FOX Sports: MLB (@MLBONFOX) July 20, 2022
KERSHAW PICKS OFF OHTANI 👏 pic.twitter.com/kw10RoHIFV
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