【MLB】大谷翔平、オールスターでまたも偉業達成　史上初の快挙「勝ち星と本塁打を記録」

ドジャースの大谷翔平投手は16日（日本時間17日）、テキサス州アーリントンでのMLBオールスターゲームに「2番DH」で先発出場。3回の第2打席に先制の3ランを放った。

■「私たちは本当に幸運です」と米記者興奮

両リーグ無得点で迎えた3回表の第2打席。無死一、二塁で大谷は相手3番手タナー・ハウク投手の3球目スプリットをやや詰まりながらも力強く捉えると、打球は速度103.7マイル（約166.8キロ）で右翼スタンドへ。自身4度目のオールスターで初の本塁打を記録した。

大谷は2021年に二刀流でオールスター初出場。初回のマウンドに上がり、1回を無失点に抑えて勝ち星を挙げている。そして今季は打者として本塁打を放った。

MLB公式のサラ・ラングス記者によると、オールスターで投手として勝利を挙げ、本塁打を記録したのは史上初とのこと。「これを目撃できて私たちは本当に幸運です」と自身のXに投稿し、大谷の快挙を伝えている。

試合はその後、ア・リーグ打線が奮起し5－3で逆転勝利。同点の5回裏に勝ち越し本塁打を放ったレッドソックスのジャレン・デュラン外野手がMVPに輝いた。また、4回裏にはカブスの今永昇太投手がマウンドに上がり、1回を無安打無失点に抑えている。