ドジャースの大谷翔平投手が16日（日本時間17日）、米テキサス州アーリントンで開催されたオールスター戦でナ・リーグの「2番DH」で先発出場。3回の第2打席で球宴初本塁打となる先制3ランを放った。
試合は5－3でア・リーグ勝利。MVPには勝ち越し2ランを放ったジャレン・デュラン外野手（レッドソックス）が選ばれた。
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■「いいスイングだった」と自賛
4年連続4度目となる球宴に臨んだ大谷。第1打席は四球で出塁すると、0－0で迎えた3回無死一、二塁の第2打席で圧巻の一発を放った。レッドソックスの右腕タナー・ハウク投手の3球目スプリットを捉えると、打球はあっという間に右翼席へ。打球速度103.7マイル（約166.8マイル）、角度29度、飛距離400フィート（約121.9メートル）を記録し、大谷自身も「いいスイングだったと思います」と頬を緩めた。
球宴でのドジャース勢の本塁打は1996年のマイク・ピアザ以来28年ぶり。日本選手では2007年にイチロー外野手（マリナーズ）がランニング本塁打を放っているが、柵越えは初となった。
■ボス製スーツもしっかりアピール
オールスター戦前の練習中には、ドジャース勢（フレディ・フリーマン内野手、ウィル・スミス捕手、テオスカー・ヘルナンデス外野手）とともに専門テレビ局『MLBネットワーク』の放送ブースに登場した大谷。司会者から「（試合前に行われた）レッドカーペットは楽しめたか」と尋ねられると、「楽しく、結婚してから初めてでしたけど、2人で楽しく歩きました」とニッコリ。
さらに、レッドカーペットで着用したスーツに関して「あのスーツはどこで買ったの。（裏地にデザインされたのは）デコイでしょ」と聞かれると、「そうです。これはボスです」と返答。自身がブランドアンバサダー契約を結ぶヒューゴボスの名を挙げ、笑いを誘っていた。
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