【アイビスSD／穴ライズ】傾向合致に持ち時計と実績「最上位」　盲点となる想定“12人気”以下の爆穴

第24回アイビスサマーダッシュ(GIII、新潟芝1000m）は昨年9番人気が制し、3連単は9→6→12番人気で80万馬券が飛び出した波乱含みの一戦。今年も穴馬台頭の可能性がある。

本記事では「穴馬をアナライズ（分析）する」をテーマに、アイビスサマーダッシュの穴馬候補をピックアップ。ここでは「ロードベイリーフ」を取り上げる。

■ロードベイリーフ

前走の福島テレビオープンでは、中団追走から直線勝負に賭けたが、伸びきれずに勝ち馬から1秒差の13着。残り100mあたりのところで進路が狭くなるシーンこそあったが、それがなくても勝ち負けはおろか、掲示板も難しかったか。

一見、今回も厳しいように映るが、昨年、そして一昨年と、アイビスサマーダッシュでは2年連続で3着に激走。しかも、両年ともに前走掲示板外からの逆襲とあって、12番人気、14番人気でのものだった。これを踏まえれば、今年も前走の結果は気にする必要がないだろう。

過去10年のうち、8回で上がり3F32秒0以下で走ったことのある馬が馬券内に来ているが、今年はこの馬のみ。さらに、直線競馬での持ち時計もメンバー1位と、適性の高さも疑いようがない。二度あることは三度ある――このことわざに従って、3年連続の高配当演出を期待したい。