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真夏の格闘技の祭典「Yogibo presents 超RIZIN.3(スーパーライジン3)」は28日、さいたまスーパーアリーナにて開催。
第6試合の「芦澤竜誠 vs. 皇治」は、芦澤がフルラウンドに渡る死闘を制し、判定3-0で勝利した。
◆【実際の映像】魂の壮絶ファイトで両者完全燃焼…試合後にリング上で健闘を称え合う芦澤竜誠と皇治
■「ボコボコにしようと思ったけど、足が動かなかった」
登壇した芦澤は「今日はめちゃくちゃ調子悪かった。いつもめちゃめちゃ調子いいんですけど。でも気持ちで勝った感じかな」と試合を振り返り、不調の原因は「食事ですね。やってきたことも全部間違ってなかった。全部それで狂った」とリカバリーを課題として挙げた。
皇治の印象については試合前と変わらず「本当に気持ちの強い選手」だとした。試合後のリング上での会話については「『ありがとうございました』と言いました。会見のときにぶん殴っちゃったのも、普通はやっちゃいけないことだし、皇治選手があったから、この大会を盛り上げることができた」と反省と感謝を口にし、「俺、皇治選手のこと嫌いじゃないので。皇治選手もエンターテイメントで盛り上げてくれてるの分かってた。皇治選手もカッコよかったですね」と皇治への思いを語った。
一方で自身のコンディションについては酷評。「全然動けなかった。今日は全然弱すぎて俺じゃないみたい」とし、皇治に2連勝したものの気持ちは「悔しさですね。KOすることが愛だと思ってたので。引退しないでまた盛り上げて欲しい」と嬉しさよりも悔しさが勝るとした。
また、リカバリーの課題は「糖質の取りすぎ」が原因だとした。芦澤は「みんながやっている方法をやってみたんですけど、全然よくなかった」と、今回初めて試したリカバリー方法が自身には合わなかったとし、「ボコボコにしようと思ったけど、足が動かなかった。今回の試合が今までで一番不安だった」と明かした。
最後に芦澤は「本当にいい課題が見つかった。(次戦では)全然別人の俺が見せられると思う」と“自身へのリベンジ”を誓った。
同大会は「ABEMA PPV」にて全試合生中継されている。
◆【実際の映像】魂の壮絶ファイトで両者完全燃焼…試合後にリング上で健闘を称え合う芦澤竜誠と皇治