【エルムS】ナチュラルハイに“馬券内率100%”の可能性浮上 「若さと勢い」に妙味あり「高配当メソッド」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【エルムS】ナチュラルハイに“馬券内率100%”の可能性浮上 「若さと勢い」に妙味あり「高配当メソッド」

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【エルムS】ナチュラルハイに“馬券内率100%”の可能性浮上 「若さと勢い」に妙味あり「高配当メソッド」
【エルムS】ナチュラルハイに“馬券内率100%”の可能性浮上 「若さと勢い」に妙味あり「高配当メソッド」 全 1 枚 拡大写真

8月4日に札幌競馬場で第29回エルムステークス(GIII、ダ1700m)が行われる。

今年は、ドバイワールドカップからの復帰戦となるドゥラエレーデ、マリーンS勝ちのナチュラルハイ、同3着のテーオードレフォン、平安S勝ちのミトノオーらが出走予定。

ここでは過去10年のデータから「配当傾向」を分析して、レース傾向および“儲かる買い方”をジャッジする。

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■上位人気はマリーンS組がイマイチ

過去10年で1番人気が【1.1.2.6】と微妙。連対を果たした2頭はいずれも本レースと相性のいいマリーンS組で、それ以外の組は【0.0.2.5】なのでマリーンS組以外の1番人気は嫌える要素だ。実績上位のドゥラエレーデが1番人気に推されるようなら、評価を下げてもいいかもしれない。

2番人気は【3.1.1.5】と、1番人気よりも好成績。こちらも前走マリーンS組が【3.0.1.0】勝率75.0%、複勝率100%を記録する。上位人気に推されるマリーンS組は信頼できる傾向だ。2番人気以内のマリーンS組は【4.1.1.1】で、昨年のペプチドナイルだけが馬券外(13着)。前走のようにハナを切れなかったことが敗因。基本的にマリーンSから継続騎乗のほうが成績がよく、藤岡佑騎手から乗り替わりとなった富田騎手は、テン乗りではなく手戻りした形だったものの、結果論として藤岡佑騎手でフェブラリーSを制したように手が合わなかった。マリーンSを制したナチュラルハイは永野騎手の継続騎乗。人馬とも重賞Vに期待ができそう。

上位人気同士のワンツー決着は1+2人気が1回、2+3人気が1回のみ。5番人気以内同士は5回で、残る5回は6番人気以下が連対に絡んでいる。3番人気以内が全滅した年は10回中2回発生しているが、5番人気以内が必ず好走を果たしており、中波乱傾向だ。

6~10番人気は【3.3.4.40】で、馬券に絡まなかったのは2回。その2回も掲示板には載っており、基本的に好走がある。このうち4、5歳馬は【3.3.2.15】と年長馬よりも好成績を収める。さらに重賞・地方以外の組は【3.3.0.7】と、経験値がモノを言いやすいダート戦だが、ここは若さと勢いを取っていい。

単勝の平均配当は1017円、10~20倍が4回あり、伏兵の「単勝」を握ってもおもしろい。馬連の平均配当は4031円、万馬券は出現しておらず9220円が過去10年において最高払い戻し。馬単は8245円で、万馬券は3回。1着馬が2着馬より人気がなかった年は4回なので、期待値としては馬単よりも「馬連」に張った方がベター。

3連複の平均配当は1万6558円、万馬券は5回、20倍台以下は2回のみとなっており、ある程度広げてもいいだろう。3連単の平均配当は9万2980円で、6桁配当が4回、600倍台が4回発生し、残る2回は4桁配当だった。昨年の6人気→4人気→10人気で20万220円、一昨年の9人気→6人気→2人気で6万1530円の払い戻しと、伏兵が2頭絡んでも意外とオッズがつかない。3連単を狙う価値もあるが、「3連複でよかった」となるシーンのほうが多そうだ。

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◆著者プロフィール

シャト美(しゃとみ)馬とお酒をこよなく愛する競馬女子。シャト美の由来は、強さと美しさを兼ね備えた名馬タイキシャトルより。馬券は無駄な買い目を削ぎ落とし、少点数の馬連、馬単、ワイドがメイン。現在はUMAJIN内『競馬サロン』にて予想コラム、『SPREAD』では、シビアに馬券と向き合う「高配当メソッド」を執筆中。

《SPREAD》

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