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ドジャースの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、本拠地でのフィリーズ戦に「1番DH」で先発出場。8回裏の第4打席に今季34号アーチを放った。
この日は32個目の盗塁も成功させ、史上6人目となる「40本塁打40盗塁」にも一歩近づいた。米複数メディアが達成の可能性について報じている。
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■三冠王も射程圏内、打点部門もトップに「5差」
前日の試合では、4打数無安打と3試合ぶりの快音なしに終わった大谷。この日は同点の犠飛にチャンスメークの二塁打と盗塁、貴重なダメ押しとなる本塁打と抜群の存在感を見せた。
ドジャース1点リードで迎えた、8回裏の第4打席。無死走者なしで大谷は、相手2番手タナー・バンクス投手の2球目チェンジアップを上手く捉えると、打球は左中間スタンド最前列へ飛び込んだ。課題の左投手から“技アリ”の一打は、今季34号アーチに。試合はドジャースがフィリーズに5-3で勝利した。
米スポーツ専門局『ESPN』の公式Xは、大谷の「40本塁打40盗塁」の可能性に再注目。歴史上、両リーグで6人目となる偉業達成について言及した。また、地元メディア『ドジャース・ネーション』のノア・カムラス記者もこの話題に触れると「彼はナショナルリーグの三冠王獲得まであと5打点足りない。ドジャースでの初年度としては信じられないシーズンだ」と、もうひとつの大記録にも大きな期待を込めた。
大谷はこの試合、本塁打含む3打数2安打2打点で「打率.309」に上昇。打率、本塁打部門でトップをキープし、打点もトップまで5差に。三冠王も射程圏内に捉えた。
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