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カブスの今永昇太投手は6日(日本時間7日)、本拠地リグレーフィールドでのツインズ戦に先発登板。7回92球、2安打2失点10奪三振の好投で今季9勝目を挙げた。「3番右翼」で出場した鈴木誠也外野手は、4打数1安打だった。
自己最多タイとなる10奪三振の好投を見せた今永には、地元メディアや指揮官から多くの称賛が寄せられた。
◆【実際の動画】今永昇太、圧巻の“10奪三振ショー”全シーンをプレーバック!ほぼ2球種でツインズ打線を翻弄
■カウンセル監督「彼は傑出していた」
今季22試合目のマウンドに上がった今永は初回、2つの三振を奪う上々の立ち上がり。2回表も打者3人をわずか8球で退けると、3回表は、下位打線を3者連続三振に打ち取る圧巻の投球を見せた。4回表に、25歳の成長株ルイス・ロイス内野手に2ランを浴びたものの、その後も要所を締めて7回を投げ切った。打っては、新加入のアイザック・パレデス内野手が、本塁打含む2安打4打点の活躍。11安打7得点でカブスが勝利し、今永は今季9勝目を挙げた。
シカゴの地元メディア『ブリーチャー・ネーション』の公式Xは、「カブスの勝利!気持ちのいい試合。これを見るのが大好きだ。そして、またしても素晴らしいショータ・イマナガのパフォーマンス。彼は本物だ」と、この日の好投を称賛。試合後の取材に応じたクレイグ・カウンセル監督も、「彼は傑出していた」と惜しみない賛辞を贈っている。
今永はこの試合、7回92球を投げ2安打2失点。自己最多タイとなる10奪三振をマークした。全92球の内訳は、最速94.4マイル(約151.9キロ)のフォーシームが51球、10奪三振のうち6個を記録したスプリットが33球、シンカー4球、スイーパー3球、カーブが1球だった。
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【 #カブス 】#今永昇太 今季9勝目おめでとう🔥
7回2失点10奪三振でツインズ打線を圧倒し、白星を手にしました!!
👉今季2度目の2桁奪三振です#日本人選手情報https://t.co/hvGkadBcMH pic.twitter.com/igzjxrBZ5o— MLB Japan (@MLBJapan) August 7, 2024