【関屋記念/追い切り診断】ジュンブロッサムを超える最高評価「S」 「酷暑下とは思えない躍動感」で初タイトルに王手 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【関屋記念/追い切り診断】ジュンブロッサムを超える最高評価「S」 「酷暑下とは思えない躍動感」で初タイトルに王手

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【関屋記念/追い切り診断】ジュンブロッサムを超える最高評価「S」 「酷暑下とは思えない躍動感」で初タイトルに王手
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第59回関屋記念(11日/GIII、新潟芝1600m)には紅一点のプレサージュリフト、3歳馬のディスペランツァ、上がり馬・ジュンブロッサムなどが出走予定。

本記事では、出走各馬の追い切りを診断し「S」「A」「B」の3段階で評価した有力馬や穴馬をピックアップ。ここでは「ディオ」を取り上げる。

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■ディオ

【中間調整】マイル重賞3勝を誇るソウルラッシュの半弟。膝骨折で3歳シーズン後半をまるまる棒に振り、復帰後も不器用さが祟って勝ち切れない時期が続いたが、昨年12月から2勝クラス→3勝クラス→リステッド・東風Sと3連勝を果たし、ようやく軌道に乗ってきた。古馬重賞初挑戦だった今年3月のダービー卿CTは1番人気11着と案外も、これは押せ押せのローテで疲れが影響したもの。立て直された前走の米子Sはイン前有利な展開を外枠から押し上げ2着に食い込んでおり、その力を示した。

その後大きな反動はなかったようでサマーマイルシリーズでの得点加算を考え、ひと息入れて関屋記念へ臨むことに。短期放牧からの帰厩後7月14日から時計を出し始めている。1週前追いは前走同様、CWで併せ馬。夏場を考慮して格下2頭相手の終い重点の内容ではあったが、それでもそれぞれ10馬身近くあった差を外から一気に詰め最先着という豪快なパフォーマンスを披露した。ゴールを過ぎてから鞍上が促すと、気を抜かず加速。このあたりは、体調面の良さを感じとったからこその仕掛けだろう。

【最終追い切り】レース当週は辻野師が騎乗し、坂路単走。負荷は1週前に十分掛かっており、今週は指揮官が反応面をさらに研ぎ澄ますことに専念した。序盤から前肢が高く上がる躍動感ある動きを見せ、手前を替えてからの伸びは鋭さ満点。いかにも体調が良さそうという雰囲気で駆け抜けている。

【見解】まずはパンと張った好馬体が印象的。そして動きも酷暑下とは思えない躍動感にあふれている。過去3歳シーズン、4歳シーズンと夏は全休しており実戦に出てどうかという一抹の懸念はあるものの、攻めを見る限り体調は絶好の域にありそう。良血馬がそろそろ重賞初制覇に手が届いていい。

総合評価「S」

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著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)【重賞深掘りプロジェクト】調教ライター。競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。UMAJINでは「競馬サロン」開設以前から毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。

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