
ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が11日(日本時間12日)、本拠地で行われたレンジャーズ戦で今季42号本塁打を放った。本塁打王争いで独走を続けるジャッジだが、この一発はキャリア通算299号。史上最速での通算300号にも王手をかけた。
圧巻の成績を残しつつも常にチームの勝利に重きを置くジャッジに対して、同僚も手放しで称賛している様子をMLB公式サイトが紹介している。
◆【速報/動画あり】大谷翔平、左翼への驚愕424フィート弾「信じられない」 復帰のベッツといきなり競演、36号でオズナを離し単独首位
■952試合目で“王手” 記録更新ほぼ確実
ジャッジはこの試合の7回、右翼への一発を放ちチームの勝利に貢献。直前には前を打つフアン・ソト外野手も今季30号を放っており、左右の大砲コンビがしっかりと結果を残した。
【動画】ジャッジの今季42号アーチ
Back-to-Back, Belly-to-Belly 👑👑#AllRise pic.twitter.com/JdGlx9FUrK
— New York Yankees (@Yankees) August 11, 2024
ジャッジは952試合目の出場で300号に王手をかけたが、これまでの300号への史上最速到達はラルフ・カイナーの1087試合目。ジャッジが軽々と記録を更新するのはほぼ確実だろう。
MLB公式サイトによると、ソトも同僚のスイングに感嘆。「ジャッジの一発にはいつもびっくりする。外角への難しい球だったが、打球は飛んでいった。なんて信じられない打者なんだ」と称賛しているという。
記録的なペースでアーチを量産するジャッジだが、優先しているのは常にチームの勝利。MLB公式サイトによるとジャッジは「数字のためにプレーしているわけではない。常にチームを助け、良い状況に導くためにここにいる。そして勝利に結びつけば、言うことはないね」と振り返ったという。
キャリア3度目のシーズン50本塁打超えも射程圏内。チームを勝利に導くため、ジャッジはさらなる高みを目指していく。
◆【速報/動画あり】大谷翔平、左翼への驚愕424フィート弾「信じられない」 復帰のベッツといきなり競演、36号でオズナを離し単独首位