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ドジャースのクレイトン・カーショー投手は12日(日本時間13日)、敵地でのブルワーズ戦に今季4度目の先発登板。5回2/3を投げ3安打6奪三振2四球1失点の好投で今季初白星。メジャー通算では211勝目を挙げた。
この試合では大谷翔平投手や故障から復帰したムーキー・ベッツ内野手が本塁打を放つなど主力が活躍し完勝を収めた。ドジャースのレジェンド左腕が試合を振り返っている。
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■4度目の登板で見せた快投
左肩の手術明けから3試合に登板し未勝利に終わっていたカーショーだが、5回まで被安打2の無失点。6回途中でマウンドを降り自責点1がついたものの、昨年9月23日(同年9月24日)のジャイアンツ戦以来324日ぶりとなるメジャー通算211勝目をマークした。
『ドジャース・インサイダー』のカリー・オズボーン記者が掲載した記事では「クレイトン・カーショー、ムーキー・ベッツ、ショウヘイ・オオタニ。この世代の3人の偉大なスーパースターが初めてチームメイトとしてMLBの試合に出場し、ブルワーズとの戦いではそれぞれが主役を務めて5-2で勝利した」とレポート。この試合でともに1本塁打1盗塁を決めた大谷とベッツの新1、2番について言及されている。
カーショーは試合後に、「我々にとって1番大事なのは何人かの選手が戻ってきたこと。望んでいたラインナップができつつある」とポジティブな反応を示し、「望むようなチームになりつつある。これからすぐに飛躍をし始めるのが分かるはずだ」と今後のドジャースの状況は上向くと自信を見せている。
なお、同記事によると、カーショーはこの日の今季1勝目でメジャーリーグ通算勝利数でトップ100入りを果たしたという。主力が輝きを見せて勝利したドジャースの今後には期待が高まる。
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