【MLB】大谷翔平、“12年ぶり”三冠王獲得の可能性を現地メディアが指摘 「再び優位に立つためには……」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】大谷翔平、“12年ぶり”三冠王獲得の可能性を現地メディアが指摘 「再び優位に立つためには……」

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【MLB】大谷翔平、“12年ぶり”三冠王獲得の可能性を現地メディアが指摘 「再び優位に立つためには……」
【MLB】大谷翔平、“12年ぶり”三冠王獲得の可能性を現地メディアが指摘 「再び優位に立つためには……」 全 1 枚 拡大写真

ドジャース大谷翔平投手は20日(日本時間21日)の試合終了時点で、8月成績が打率.195、15安打、7本塁打、12打点と不調に陥っている。

現地メディア『アスロンスポーツ』は21日(同22日)、「ショウヘイ・オオタニは依然としてナ・リーグで三冠王の脅威か」と題した記事の中で、三冠王獲得の可能性について言及した。

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■「まだ巻き返しの可能性を秘めている」

打率、本塁打、打点の三部門すべてでリーグトップになることで得られる三冠王は、メジャーリーグではとても珍しい偉業で、達成したのは2012年のミゲル・カブレラ氏が最後。その前は1967年のカール・ヤストレムスキー氏まで遡る。

『アスロンスポーツ』は、「ショウヘイ・オオタニがナ・リーグ三冠王を獲得できる可能性は不透明となっている」と指摘。今シーズンはじめは三冠王の有力候補だったが、8月の不振で打率を.300から.291に下げている点を懸念した。

大谷は現在、本塁打数39本で2位のマルセル・オズナ外野手(ブレーブス)と2本差を付けている。また、88打点を挙げており94打点でトップのオズナとは6点差となっている。

一番ネックになっているのが、打率だ。大谷は打率.291でナ・リーグ7位、トップのオズナは.309をマークしている。

記事では「打撃競争で再び優位に立つためには、オオタニはシーズン最後の1カ月で状況を好転させる必要がある。彼は3試合連続安打を記録し、直近5試合のうち4試合で安打を記録しているので、まだ巻き返しの可能性を秘めている」と今後の復調に期待を示した。

また、「三冠王を獲得すれば、すでに輝かしい経歴を持つオオタニにさらに素晴らしい記録が加わることになるだろう。たとえ、この偉業を達成できなかったとしても、彼はナ・リーグMVPの最有力候補であり、39本塁打と37盗塁(※22日時点で、39本塁打・38盗塁)という記録で、『40-40』の偉業達成も確実だ」と三冠王の達成を問わず、大谷の偉大さは健在としている。

8月は不調でありながら、すでに7本塁打をマークしている大谷。“ムラ”はありつつも、史上最速の「40-40」達成を射程圏内に捉えた大谷がどのような活躍を見せてくれるのか、今後も目が離せない。

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