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バドミントンの国際大会「ダイハツジャパンオープン」は22日、横浜アリーナで各種目の2回戦が行われた。パリ五輪で銅メダルを獲得した女子ダブルスの「シダマツ」こと志田千陽・松山奈未組が今大会初登場。タイのペアに2-0で快勝し、23日の準々決勝に進出した。また、21日には2人が所属する再春館製薬所の大会特設ブースでファンミーティングを開催し、多くの観客と交流した。
◆【実際の動画】「シダマツ」が2回戦快勝!最後は志田千陽が、ネット際の浮いた球を強烈プッシュ!
■「試合をやりながら試合勘を取り戻す」
1回戦が不戦勝となったため、「シダマツ」はこの日が初登場。パリ五輪後は取材対応などで多忙を極め、練習再開は大会1週間前だったという。コンディションに不安が残る中での試合となったが、メダリストらしく圧巻のプレーを披露した。
第1ゲームは序盤こそリードを許したものの、中盤以降は主導権を握り21-13で先取。第2ゲームは、5-4から17連続得点を挙げるなど実力差を見せつけて21-5。ストレート勝ちを収め、危な気なく準々決勝に進出した。
試合後、大会を放送する「J SPORTS」のインタビューに応じた志田は「五輪とは違う緊張感、雰囲気もあり、最初はどんな感じか不安もあったのですが、試合をやっていく中で試合勘を戻していく感じで、2人で楽しくできたと思います」と振り返った。一方の松山は「観客の皆さんが盛り上がってくれてうれしかった」と話し、ファンの大声援に感謝した。
■ファンミーティングで記念撮影も
さらに志田は「五輪では楽しんで試合をして自分たちのプレーができました。今大会も緊張はすると思いますが、(五輪で)楽しめば良いプレーができるという新しい発見があったので、今日も試合にはしっかり入れたと思います」とパリで得た収穫を口にした。
パリ五輪後の初試合に臨み、観客を沸かせた「シダマツ」。前日には会場内でファンミーティングを開催し、その様子をジャパンオープンの大会公式X(旧ツイッター)が公開した。そこには揃いのウェアを着た2人が、色紙やユニフォームなどにサインをするシーンや、ファンとの記念撮影に応じる姿が収められていた。長い行列が発生したが、終始笑顔で対応。最後は「ジャパンオープン頑張りますので、応援よろしくお願いします」(志田)、「会場で待っています」(松山)と来場を呼び掛けていた。
群を抜く人気を誇る「シダマツ」。準々決勝では岩永鈴・中西貴映組との日本ペア対決に臨む。
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【ダイハツジャパンオープン2024】
女子ダブルス 2回戦
志田千陽/松山奈未 ペア
タイの選手に✨快勝✨#シダマツ #志田千陽 #松山奈未 #バドミントン #ジャパンオープン #BIRDJAPAN #DJO2024 pic.twitter.com/CgCQpNfKBx— ダイハツジャパンオープン (@DJO_badminton) August 22, 2024
【ダイハツジャパンオープン2024】
再春館ブース ファン💘イベント開催😍
パリオリンピック銅メダリスト🥉シダマツと記念撮影📸#シダマツ#志田千陽#松山奈未#バドミントン#ジャパンオープン#BIRDJAPAN#DJO2024 pic.twitter.com/PbEbGT1nGk— ダイハツジャパンオープン (@DJO_badminton) August 21, 2024