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ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手は26日(日本時間27日)、敵地で行われたナショナルズ戦に「3番中堅」で先発出場。9回の第5打席にキャリア通算1000安打を達成した。
ジャッジは8月に驚異的なペースで本塁打を量産するなど絶好調。月間MVPや三冠王獲得に向けても注目される。
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■今季3度目の週間MVP獲得
ジャッジは試合前に2024年22週目のア・リーグ週間MVPに選出。21打数8安打で打率.381、7本塁打、11打点、OPS1.948を記録するなど圧巻の活躍で今季3度目の受賞となった。
また、ジャッジは8月の月間打率.416を記録しており驚異の4割超え。現時点で12本塁打は5月に放った14本に次ぐ数字であり、8月の残り試合で迫れるかも注目が集まる。
シーズン通算では51本塁打、122打点と2位以下を大きく引き離しており、このままいけば二冠獲得は濃厚。打率.333としている首位打者争いでロイヤルズのボビー・ウィットJr.内野手の.347にどこまで迫れるかが2012年のミゲル・カブレラ氏(当時タイガース)以来の三冠王に向けてはカギを握ってくる。
ナ・リーグではドジャースの大谷翔平投手やブレーブスのマルセル・オズナ外野手が打撃上位を争うなか、ア・リーグで猛威を振るうヤンキースの主砲。ジャッジが残りシーズンで見せる活躍から目が離せない。
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