ドジャースの大谷翔平投手が28日（日本時間29日）、本拠地でのオリオールズ戦に「1番DH」で先発出場。
この試合では、大谷のボブルヘッド人形が来場者先着4万人に配布される予定となっており、試合開始前からファンが長蛇の列を作った。早くから球場周辺が混雑したため、試合前会見に臨んだデーブ・ロバーツ監督は「何とか到着できてうれしい」と苦笑。大谷人気の高さを改めて実感していた。
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■「今回の人形は需要が高いようだね」
ドジャースタジアムにはボブルヘッドを求めて多くのファンが集結。ナイターにもかかわらず、正午には行列が発生。MLBの公式SNSは「LAのファンは試合開始の7時間以上前からオオタニのボブルヘッドを入手するために列を作り始めた」とつづり、球場周辺のフィーバーぶりを収めた動画とともに公開した。
渋滞も生まれたようで、ロバーツ監督は「今回のボブルヘッドは需要が高いようだね」と笑うと、「何とか辿り着けてホッとしたよ。スタジアムに来るまでにとても時間がかかったんだ」と明かした。そして「途中、徒歩で球場へ向かう女性スタッフを見かけて車に乗せたんだ。（人ごみをかき分けて）丘の坂道を上がるのに苦労していたから助けた」という話も披露した。
■「これほどの影響力は見たことない」
同監督は大谷がもたらす熱狂について「毎日のようにショウヘイと一緒にいるが、彼はただ野球をすることを望んでいるだけだ。しかし、これほどの影響力や（球場内外で）変化をもたらす力というのは見たことがない。本当に信じられないことだ」とし、驚きを隠さなかった。
デコピンとのコラボについても感想を述べた同監督。大谷自身が楽しんでいるし、球団にとっても素晴らしいことと主張し、満足気だったという。
今回のボブルヘッド人形は大谷が愛犬・デコピンを抱えるデザインで、4万体の中には全体が金色に染められたレアカラーバージョンも用意されており、以前から大きな注目を集めていた。
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