【新潟記念／前日オッズ】単勝4.9倍以下でも「2.1.0.6」　馬券内率44％、単複回収値110超えで人気2頭以上に注目したい刺客は？

JRAは31日、第60回新潟記念（GIII、芝2000m）の前日最終オッズを発表した。

待望の重賞タイトルを狙うキングズパレス（牡5、美浦・戸田博文厩舎）が単勝3.6倍で1番人気、半世紀ぶりの3歳牝馬優勝がかかるライトバック（牝3、栗東・茶木太樹厩舎）が単勝3.8倍で2番人気。

以下、レッドラディエンス（牡5、栗東・友道康夫厩舎）が単勝5.2倍で3番人気、セレシオン（牡5、栗東・友道康夫厩舎）が単勝6.3倍で4番人気、エーデルブルーメ（牝5、栗東・福永祐一厩舎）が単勝7.8倍で5番人気。

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■単勝5.0～9.9倍の大手生産牧場に安定感

例年、ハンデ重賞らしく混戦になりやすい本レースだが、過去10年で単勝4.9倍以下だった馬でも【2.1.0.6】勝率22.2％、単勝回収値71と微妙。 また、1番人気の関東馬は【1.1.0.5】で4回連続で負け越している。キングズパレスやライトバックでも過信できない状況だが、どちらかと言えばライトバックに軍配が挙がる。

単勝5.0～9.9倍のゾーンは【5.4.4.28】で過去10回中8回において、少なくとも1頭が好走を果たしている。このうち、ノーザンファーム、社台ファーム、白老ファーム生産馬が【5.3.3.14】勝率20.0％、複勝率44.4％、回収値は単勝126、複勝114と、単勝4.9倍以下の馬よりも妙味あり。セレシオンやエーデルブルーメは人気2頭に割って入る刺客となりそう。

単勝10.0～19.9倍【1.3.2.28】複勝率17.6％、複勝回収値75で、2020年以降、4年連続で好走できていない。単勝20.0～49.9倍は【2.2.2.32】複勝率15.8％、複勝回収値119なので、中途半端な伏兵よりもしっかり穴を狙ったほうが賢明か。好走馬のほとんどが6歳以上の高齢馬で【2.2.1.17】。今年唯一の高齢馬が6歳のファユエン。3連単の配当は十万馬券が当たり前である本レースなら、穴で押さえておいても。

馬連は（2）ライトバック－（9）キングズパレスが7.7倍、3連複は（2）ライトバック－（9）キングズパレス－（12）レッドラディエンスが10.4倍、3連単は（2）ライトバック→（9）キングズパレス→（12）レッドラディエンスが44.4倍で1番人気。キングズパレスが絡まない3連単は（2）ライトバック→（12）レッドラディエンス→（11）エーデルブルーメの組み合わせで82.3倍となっている。

■31日・前日最終オッズ

※出馬表・結果・成績・オッズなどのデータは、必ず主催者発表のものと照合し確認してください。

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