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ドジャースの大谷翔平投手は2日(日本時間3日)、敵地でのダイヤモンドバックス戦に「1番DH」で先発出場。4打数2安打2四球で3盗塁を決める活躍を見せた。
これで大谷は今季44本塁打、46盗塁に数字を伸ばし、前人未到の「50-50」達成が視界に入ってきた。
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■「40-40」達成後も順調に数字伸ばす
大谷は8月23日(同8月24日)のレイズ戦で史上6人目の「40本塁打40盗塁」を達成。その後も順調に数字を伸ばすなか、この日も足で魅了した。
4回に四球で出塁した大谷は、ムーキー・ベッツ内野手の打席中に二盗を成功。さらに、右前打で出塁した7回には二盗、三盗を成功させて、8月3日(同8月4日)のアスレティックス戦以来の1試合3盗塁とした。
なお、大谷は7月以降に盗塁を量産しており、同月に12盗塁。さらに、8月には15個を積み上げて、この日の3盗塁を加えると計30盗塁。これは現段階でナ・リーグ首位の61盗塁をマークするレッズのエリー・デラクルーズ内野手の21盗塁(7月15盗塁、8月6盗塁、9月0盗塁)を上回る驚異のペースとなっている。
大谷はこのまま本塁打、盗塁を積み重ねれば51本塁打、54盗塁に到達する見込みとなっており、MLB公式のサラ・ラングス記者も「シーズン中にこのような数字を記録した者はいない」と史上初の記録達成に期待を寄せる。ドジャースが残り24試合となったなか、前人未踏の記録が現実味を帯びてきた。
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