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ドジャースの大谷翔平投手は2日(日本時間3日)、敵地でのダイヤモンドバックス戦に「1番DH」で先発出場。4打数2安打2四球で3盗塁を決める活躍を見せた。
大谷はこれで昨年に並ぶ135試合の出場で打率.292、44本塁打、98打点とし、盗塁も46を記録するなど各部門で好スタッツを残している。
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■打者専念シーズンで見据える「50-50」
大谷は打者専念となったドジャース1年目のシーズンで、パワーに加えて圧巻のスピードを披露。自己新の盗塁数を40に乗せてメジャー史上6人目の「40-40」をクリア。さらに、44本塁打、46盗塁とその先には「50-50」も見据えている。
残り24試合となったシーズンで大谷が視界に入れるのが打撃三部門のタイトル。エンゼルス時代の昨年に44本で日本選手初の本塁打王を獲得したが、リーグが変わった今季もここまでマルセル・オズナ外野手(ブレーブス)に7本差をつけており、2年連続の獲得が現実味を帯びている。
また、大谷は打点王も争う立場におり、98打点はウィリー・アダメス内野手(ブルワーズ)の99に次ぐ数字でオズナと並び2位タイ。本塁打を順調に積み重ねることができれば、この争いにも引き続き参戦していくことが予想される。
さらに、今季の大谷に更新の可能性が出てきたのが日本選手のシーズン最多打点。ヤンキースで主軸を担った松井秀喜氏は4度の100打点超えを達成しているが、2005年には116打点をマークし、この記録はいまだに破られていない。
大谷は2021年に46本を記録し、松井氏が持っていた31本塁打の日本選手シーズン最多記録を更新したが、打点でも“ゴジラ超え”を果たすことができるのか。タイトル争いの行方とともに注目を集める。
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