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ドジャースの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、敵地での古巣エンゼルス戦に「1番DH」で先発出場。
移籍後、初の凱旋試合とあって試合開始前から球場は異様な雰囲気に包まれた。エンゼルスタジアムの電光掲示板には「Welcome Back Shohei Ohtani」という文字も表示され、二刀流の帰還を歓迎した。
◆【実際の映像】「おかえり、翔平!」エンゼルスが大谷翔平の帰還を歓迎 2017年の入団記者会見の動画から、6年間を回想
■米メディアに“糾弾”される事態に発展
昨季までエンゼルスでプレーしていた大谷。レギュラーシーズンでは移籍後初の凱旋試合となった。
古巣も帰還を歓迎した。スタジアムの電光掲示板には、エンゼルス時代の大谷の姿が映し出され、そこには「Welcome Back Shohei Ohtani」という文字も躍った。さらに「2018年ア・リーグ新人王」「2021年ア・リーグMVP」「2023年ア・リーグMVP」「2度のシルバースラッガー賞受賞」などエンゼルス時代に築いた数々の功績も合わせて表示された。
ただ、米スポーツ専門メディア『ジ・アスレチック』のサム・ブラム記者によると、エンゼルスは当初、大谷の初凱旋を称える予定はなかったという。球団広報は「変更があるかもしれない」と話していたが、実行される可能性は低いと見られていた。そのため、同記者は「ショウヘイ・オオタニがアナハイムに戻る際、エンゼルスやファンから温かい歓迎を受けるべき理由」と題して記事を掲載。「彼ら(エンゼルス)が、実際に今回何もしないという選択をするなら、それは大きな間違いだ」と“糾弾”し、大谷がエンゼルスで刻んだ偉大な歴史に敬意を表すように求めていた。
■「エ軍がやっと正しい判断をした」
この記事の影響か、急きょ電光掲示板で歓迎ムードを演出したエンゼルス。これを受けて、ブラム記者の同僚でドジャース番を務めるファビアン・アルダヤ記者は、自身のX(旧ツイッター)を更新。「ショウヘイ・オオタニに対する計画がないとの報道を受けて、元スター選手のためのグラフィックが準備完了」とつづり、実際の電光掲示板の写真とともに投稿した。
また、エンゼルス公式Xでは、試合開始に合わせて「Welcome back to Angel Stadium、Shohei! おかえり、翔平!」とつづり、大谷がエンゼルスで見せた印象的なシーンを42秒間の動画にまとめて投稿した。
一連の様子を見たファンからは「エンゼルスがやっと正しい判断をした」「これを見ることができてうれしい」「エンゼルスによる良い仕事」「素晴らしいスタジアム、見事だね」などの声があがった。
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Welcome back to Angel Stadium, Shohei! 🦄
おかえり、翔平! pic.twitter.com/9Eh0pHX8T0— Los Angeles Angels (@Angels) September 4, 2024