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JRAは7日、第38回セントウルS(GII、芝1200m)の前日最終オッズを発表した。
重賞連勝中の3歳馬ピューロマジック(牝3、栗東・安田翔伍厩舎)が単勝4.6倍で1番人気、スプリント重賞3勝のトウシンマカオ(牡5、美浦・高柳瑞樹厩舎)が単勝5.9倍で2番人気。
以下、モズメイメイ(牝4、栗東・音無秀孝厩舎)が単勝7.2倍で3番人気、ダノンスコーピオン(牡5、栗東・福永祐一厩舎)が単勝8.7倍で4番人気、ママコチャ(牝5、栗東・池江泰寿厩舎)が単勝9.2倍で5番人気。
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■年長馬の伏兵に警戒
過去10年で1番人気が【7.2.0.1】と、1番人気が強いレース。馬券外だったのは昨年のビッグシーザー(10着)のみ。連対馬9頭はいずれも単勝3.4倍以下、勝ち馬7頭中6頭が3.1倍以下に支持されていた。ビッグシーザーは3.7倍で実績のわりに人気を集めていたが、これまでの連対馬および勝ち馬よりも、支持されていなかった側面もあった。今年はピューロマジックが単勝オッズ4.6倍の1番人気で、少なくとも過去の勝ち馬ほど信頼はできない。
2番人気は【0.4.2.6】だが、単勝4.0倍以上なら【0.4.2.1】連対率50.0%、複勝率83.3%、複勝回収値133と高値安定。ピューロマジックがピンパー要素をはらんでいるなら、トウシンマカオを軸におくのが賢明か。
上位人気2頭を除いて好走馬が複数出現しているのは単勝7.0~29.9倍のゾーンで【1.3.6.28】。このうち、前走4着以内の5~7歳の年長馬が【1.1.6.6】複勝率57.1%と好成績。GI馬のママコチャやテンハッピーローズに加えて、北九州記念でピューロマジックと0秒1差2着だったヨシノイースターは実績を考慮すれば妙味も十分。
馬連は(7)ヨシノイースター-(13)ピューロマジックが17.3倍、3連複は(13)ピューロマジック-(17)トウシンマカオ-(18)ママコチャが29.7倍、3連単は(13)ピューロマジック→(17)トウシンマカオ→(18)ママコチャが95.7倍で1番人気。ピューロマジックが絡まない3連単は(17)トウシンマカオ→(18)ママコチャ→(7)ヨシノイースターの組み合わせで352.9倍となっている。
■7日・前日最終オッズ
人気 | 馬名 | 単勝 | 1 | ピューロマジック | 4.6 | 2 | トウシンマカオ | 5.9 | 3 | モズメイメイ | 7.2 | 4 | ダノンスコーピオン | 8.7 | 5 | ママコチャ | 9.2 | 6 | テンハッピーローズ | 9.6 | 7 | ヨシノイースター | 10.1 | 8 | アサカラキング | 13.5 | 9 | サウザンサニー | 14.4 | 10 | キミワクイーン | 30.0 | 11 | ジョウショーホープ | 38.0 | 12 | テイエムスパーダ | 45.2 | 13 | ミッキーハーモニー | 52.6 | 14 | トゥラヴェスーラ | 53.6 | 15 | ストーンリッジ | 89.5 | 16 | グレイトゲイナー | 90.2 | 17 | アネゴハダ | 106.8 | 18 | カリボール | 123.0 |
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※出馬表・結果・成績・オッズなどのデータは、必ず主催者発表のものと照合し確認してください。
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