【MLB】“復活左腕”セールの快投に大谷翔平も沈黙　メジャー全体投手三冠、CY賞最有力の圧巻スタッツに米データ社驚愕「とんでもない」

ドジャースは14日（日本時間15日）、敵地でブレーブスと対戦。1－10で敗れ、4連戦となっているシリーズで2連敗を喫した。

2戦目に先発しドジャース打線に立ちはだかったのがクリス・セール投手。ブレーブスで復活を遂げた左腕の圧巻スタッツに注目が集まっている。

■20年にTJ手術を受けるなど近年は低迷

2012年から18年まで7年連続2桁勝利を挙げるなどMLB屈指の左腕だったセールだが、近年は20年にトミー・ジョン手術を受けるなど低迷。6シーズン在籍したレッドソックスからブレーブスに加入すると、今季復活を果たし圧巻の投球を続けてきた。

ドジャース戦でも大谷翔平投手を2打数無安打1四球に抑えるなど、6回5安打6奪三振1失点の安定した投球を披露。ブレーブスに白星をもたらした。

米データ『Codify』が紹介したのがセールの今季の通算成績。勝利数17、防御率2.35、219奪三振はいずれもナ・リーグトップでメジャー全体でも1位。「3つのカテゴリーすべてでMLBのトップに立つ選手がいるなんてとんでもない」と最大級の賛辞を贈っている。

セールはこのままいけばナ・リーグのサイ・ヤング賞筆頭候補であり、2017年にア・リーグで2位の投票を得たシーズンを上回り、35歳にして自身初の受賞を果たすことになる。

見事な復活劇を見せて2024年シーズンの主役の一人になっているセール。ブレーブスをけん引する“コンドル”がサイ・ヤング賞に輝くのか。

Chris Sale, 98mph ⛽️ pic.twitter.com/IdYJgJ3Ca4
— Rob Friedman (@PitchingNinja) September 15, 2024