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ドジャースの大谷翔平投手は、打者専念となった移籍1年目のシーズンで前人未到の「50-50」を達成。その後も数字を伸ばし続けており、パワーだけでなくスピードでも進化した姿を見せている。
そんななか、今季のメジャーで大谷に続く「40-40」の可能性を残すのがガーディアンズのホセ・ラミレス内野手。残りシーズンもわずかとなったなか、史上初となる同一シーズン2人目の達成に向けて期待が高まっている。
◆【動画あり】「40-40」目前のラミレスだけじゃない “数値以上の破壊力”役者揃いのガーディアンズ打線は要注目
■2018年に30本塁打30盗塁を達成
ラミレスはシルバースラッガー賞に4度輝くなど強打の内野手である一方で、2018年には「39本塁打34盗塁」を記録するなど、200盗塁以上を決めており、足も併せ持つ打者として活躍してきた。
そんなラミレスは2024年シーズン、キャリアハイと呼べる成績をここまで残しており、155試合に出場して打率.275、37本塁打、112打点、40盗塁の成績。本塁打はア・リーグ5位タイにつけ、自己最多を更新中の盗塁ではレイズのホセ・カバジェロ内野手の44盗塁に続いて2位につけている。
ガーディアンズが残り4試合を迎えたなか、注目されるのが大谷に続くメジャー史上7人目の「40-40」達成。4試合で3本塁打とハードルは決して低くないが、過去のメジャーリーグの歴史において、同一シーズンに2人達成したケースはない。大谷の陰に隠れがちではあるものの、ホセ・カンセコ氏、バリー・ボンズ氏といった名スラッガーに並べるかは見どころとなる。
ガーディアンズの地区優勝に大きく貢献し、プレーオフでも活躍が期待されるラミレス。大谷に続く快挙を成し遂げ、メジャー史に名を刻むことができるのか。
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