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ドジャースの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)のマーリンズ戦で、史上初の「50-50」(50本塁打、50盗塁)を達成したが、この試合で放った50号のホームランボールがオークションに出品されることが決まった。米国の競売会社「ゴールディン」が25日(同26日)、公式X(旧ツイッター)などを通じて発表した。米メディアも続々報じている。
◆【実際の映像】大谷翔平、「50-50」達成の記念ボールの行方は…… 入札額6.5億円の可能性を報じられた50号の様子
■最低入札額は7000万円強に設定
歴史を刻んだ大谷のホームランボールがオークションにかけられることが決まった。「ゴールディン」によると、入札は米東部時間27日正午(同28日午前1時)に開始され、10月16日(同17日)に締め切られるという。
最低入札額は50万ドル(約7200万円)に設定された。また、個人売買(プライベートセール)のオプションもあり、10月9日(同10日)までに入札額が300万ドル(約4億3410万円)に達しない場合、450万ドル(約6億5115万円)を支払えばすぐに購入できるという。
同社のケン・ゴールディンCEOは、米メディア『ESPN』などを通じてボールを入手した経緯を説明。「これまでで最も簡単な委託の一つだった」とした上で、「同社はマーリンズ戦の翌日(金曜日)に男性ファンからSNSを通じて連絡を受けた。すぐに警備員と弊社の代理人をマイアミに派遣し、彼と会い、ボールを受け取って月曜日には戻ってきた」と話した。
■これまではマグワイアが最高額
同CEOはさらに「できるだけ早くオークションにかけるのがベストだと考えた。ドジャースはプレーオフに進出するし、オオタニはMVPになるだろう。みんなが彼の話題で盛り上がっている時にやろうと思った」とコメント。また、「米国以外の誰かがこのボールを落札する可能性は十分ある」とし、世界中から入札者が現れると予想した。
そして「オオタニは本当に唯一無二の存在であり、この50-50は最高の記録になるかもしれない。その象徴的なアイテムをコレクターに届けることができて光栄に思う。これは語り継がれる野球史の一部になる」とした。
米メディアによると、ローンデポ・パークで50号ホームランボールを手にした観客は、ドジャースから30万ドル(約4300万円)で買い取りオファーを提示されたが、これを拒否したという。
これまでのボールに関する最高額はマーク・マグワイア氏が1998年に放った70号のホームランボールで、305万ドル(約4億4200万円)で落札された。2位は22年にヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手がア・リーグ新記録を更新した62号のボールで、150万ドル(約2億2000万円)だった。
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🚨 BREAKING NEWS 🚨
It’s HERE. We got it! Presenting Shohei Ohtani’s 50th HOME RUN BASEBALL from his HISTORIC Game when he became the inaugural member of the 50/50 Club. ⚾️
This one-of-a-kind Baseball will be available in our special “Shohei Ohtani 50/50 Auction”, which Opens… pic.twitter.com/uIQviGUHdH
— Goldin (@GoldinCo) September 25, 2024