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メジャーリーグは8日(日本時間9日)、ポストシーズン地区シリーズ2試合が行われた。1勝1敗で迎えたパドレスとドジャースの一戦は、6-5でパドレスが連勝。リーグ優勝決定戦へ王手をかけた。敗れたドジャースは序盤の大量失点が響き、崖っぷちに。3年連続地区シリーズ敗退の危機に立たされた。
◆【実際の動画】主砲の一発が試合の決定打に!タティスJr.がポストシーズン4号アーチで序盤に大量6得点!パドレス連勝でリーグ優勝決定戦へ王手!
■大谷翔平は1安打、アーチなし
ドジャースは、初回にムーキー・ベッツ外野手の本塁打で先制するも、2回裏に喫した集中打が致命傷となった。先発ウォーカー・ビューラー投手が打ち込まれ、ザンダー・ボガーツ内野手の内野ゴロの間に同点に追いつかれると、デビッド・ペラルタ外野手の適時打、カイル・ヒガシオカ捕手の犠飛と繋がれ、主砲のフェルナンド・タティスJr.外野手には2ランを浴びて一挙6点を失った。
劣勢に立たされたドジャースは3回表、大谷翔平投手の中前打をきっかけに満塁の好機を作り、テオスカー・ヘルナンデス外野手が中堅へ値千金のグランドスラムを放って1点差に。序盤に激しい打ち合いとなった試合は、中盤以降リリーフ陣が好投。僅差のまま最終回へ。
1点リードのパドレスは、8回2死から登板したロベルト・スアレス投手が9回表もドジャース打線を封じて逃げ切り。第3戦を6-5で制して対戦成績を2勝1敗とし、リーグ優勝決定戦進出へ王手をかけた。
敗れたドジャースは、3年連続地区シリーズ敗退へ崖っぷちに追い込まれた。米メディア『ドジャース・ネーション』のXは、「今夜は(明日先発予定の)ランドン・ナックのために祈りを捧げましょう」と投稿。手痛い敗戦にショックが隠せない様子だった。
明日第4戦、11日(同12日)の第5戦に連勝しなければ、4年ぶり悲願の世界一は幻と消える。
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MR. OCTOBER pic.twitter.com/2o21woN8fv
— San Diego Padres (@Padres) October 9, 2024