
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は10日(日本時間11日)、現地メディアの取材に対応。本拠地ドジャースタジアムで行われる、明日の地区シリーズ第5戦についての展望を語った。
「ヨシノブは登板計画の一部になることは間違いない」と、山本由伸投手の出場には言及したものの、先発起用に関しては未定とした。対戦相手のパドレスは、ダルビッシュ有投手の登板を明言しており、日本選手同士の投げ合いが実現する可能性もありそうだ。
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■同地区ライバルとの最終決戦
5日(同6日)から始まったドジャースとパドレスのナ・リーグ地区シリーズは、ここまで2勝2敗。両チーム王手で第5戦を迎える。先発投手に多くの故障者を抱えるドジャースは、第4戦をブルペンデーの完封リレーで乗り切り最終戦へとこぎ着けた。
ロバーツ監督は第5戦の選手起用について、先発投手は「まだ確定したわけではない」と濁し「ヨシノブが第5戦の登板計画の一部になることは間違いない。もし先発なら、リリーフ陣をどう配置するかはわからない」と、話すに留めた。
地元メディア『ドジャース・ネーション』は「パドレス戦にヨシノブ・ヤマモトを先発させるべきか、ブルペンデーを展開すべきか」と題した記事を公開。悪い登板の後に、必ず堅実な投球を見せてきた山本の対応力を評価。地区シリーズ第1戦で振るわなかった、大型ルーキーの奮起に期待を寄せた。
また、ロバーツ監督は、右足首を故障中のフレディ・フリーマン内野手に関して「ラインナップに名を連ねると予想しているが、(同様に故障中の)ミゲル・ロハスは恐らく先発では出場しないだろう」と明かし、満身創痍のベテラン陣も含めて総力戦で臨む決意を滲ませた。
対するパドレスの先発投手は、第2戦でドジャース打線を7回1失点に封じ込めたダルビッシュ。同地区ライバル同士の最終決戦は、見どころ満載の試合となりそうだ。
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