メジャーリーグは現在両リーグの優勝決定シリーズが行われており、ワールドシリーズをかけた戦いが連日熱を帯びている。
そんななか、米メディアが4チームに絞られた世界一への可能性について言及。ワールドシリーズ進出チームと結果を予想している。
◆ド軍移籍1年目の日本選手を米メディアが格付け 偉業達成の大谷翔平は最高ランク「A＋」評価 離脱経験の山本由伸は……
■ドジャースは「辛うじて逃れる」
ナ・リーグは大谷翔平投手と山本由伸投手が所属のドジャースがワイルドカードから快進撃を見せるメッツと対戦中。また、ア・リーグは、2009年以来15年ぶりの世界一を狙うヤンキースが、今季の中地区を制したガーディアンズと戦っている。
米専門メディア『ブリーチャー・レポート』は、第2戦を終えた段階で1勝1敗となっているナ・リーグの勝ち上がりを予想。第7戦までもつれ込んでドジャースが4勝3敗でワールドシリーズ進出をするとみており、「ドジャースはスタースラッガーと投手陣が貢献して、このシリーズを辛うじて逃れるだろう」としている。
一方のナ・リーグは、2勝と幸先良いスタートを切ったヤンキースが4勝1敗で勝ち上がると予想。ガーディアンズの投手陣を打ち崩した打線の好調さに触れており、「このシリーズがニューヨークに戻ることは考えていない」と5戦目で決着するとみている。
■「両チームにはスター選手がいる」
『ブリーチャー・レポート』の予想通りなら実現するのがドジャースとヤンキースによるワールドシリーズ。ドジャースには大谷、ヤンキースにはアーロン・ジャッジ外野手という両リーグの二冠王かつMVP候補がおり、ムーキー・ベッツ内野手やフアン・ソト外野手など、スター同士の競演は期待されるところ。
記事内でも「両チームにはスター選手がいる」と言及しながら、「直接対決は史上最高の試合になるかもしれない」と盛り上がりを見せると注目。結果はヤンキースが4勝2敗で制すると予想しており、「スタープレイヤーがポストシーズンでは好調で、投手陣もより健康だ」と投打の安定感はヤンキースが上回ると理由を明かしている。
はたしてドジャースとヤンキースが予想通りにワールドシリーズへ進出し、大谷やジャッジといったスター同士の競演が見られるのか。
◆先制弾のソト、2戦連発のスタントンは“一戦必勝”を強調「とにかく一歩ずつ」 ジャッジ不発もヤンキースWS進出王手
◆大谷翔平とベッツの1、2番コンビは「最高のワンツーパンチ」 大エースのカーショーが太鼓判 米メディアも「2人のモンスター」と称賛
◆大谷翔平が四球で歩くと……続くベッツの打率は“4割超” 米メディア「オオタニがベースを駆け回る時、ムーキーのギアが上がる」と指摘
