ドジャースの大谷翔平投手は28日（日本時間29日）、敵地でのヤンキースとのワールドシリーズ第3戦に「1番DH」で先発出場。初回の第1打席では四球で出塁し、フレディ・フリーマン内野手の先制2ランで本塁に生還した。
現地放送局『FOX Sports: MLB』公式Xは、選手紹介での大谷の映像を「三角巾を着けているように見えた」とのコメント付きで投稿。さらに出塁後の一塁走者・大谷の様子も「肩が不用意な動きをしないように努めている」と紹介し話題を呼んでいる。
◆【実際の映像】「ショウヘイの左肩を何かが支えている」大谷翔平、選手紹介では右拳でタッチ 一塁上でも「吊りバンドのような姿勢をキープ」
■力強いスイングで表情が歪む場面も……
第2戦でのアクシデントにより左肩を亜脱臼した大谷。スタメンには名を連ねたものの、まだまだ万全の状態とは言い難いようだ。
『FOX Sports: MLB』の公式Xは試合前の選手紹介時の大谷の様子を投稿。「オオタニは第3戦の前にヤンキースタジアムで紹介されたとき、三角巾を着けているように見えた」と動画付きでアップした。この動画を現地記者らも引用し、現地メディア『ドジャース・ビート』のジャック・ハリス記者は「ショウヘイは左腕に何らかの吊り具を付けて試合前の紹介に駆け出した」「これは伝統的な三角巾ではないが、明らかに彼の肩に何か関係があるようだ」と注目、同じく『ドジャース・ネーション』ノア・カラム記者も「ショウヘイ・オオタニはワールドシリーズ第3戦の試合前紹介に登場した際、ジャケットの下に黒い三角巾を着けていた。彼は右手で拳を突き合わせた」、『ドジャー・ブルー』公式Xも「ショウヘイ・オオタニの左肩を何かが支えているのがわかる」と反応した。
大谷は初回の第1打席、四球を選び出塁。その際も腕が動かないようにという配慮が見られ、『FOX Sports: MLB』は「ショウヘイ・オオタニはベース上で肩が不用意な動きをしないように努めている」と動画を掲載。ハリス記者は「ショウヘイは初打席でスイングする必要がなかった。4球で出塁した。オオタニは一塁からリードを取る際、腕を吊りバンドのような姿勢をキープしている」、カラム記者も「ショウヘイ・オオタニは、肩の亜脱臼を負ってから初めての打席で、わずか4球で四球を選んだ。彼はバットを振る必要がなかった。デーブ・ロバーツは試合前、第3戦で大谷が盗塁をするとは予想していないと語った」と呟いた。
大谷はその後、フリーマンの本塁打で先制のホームを踏んだ。3回の第2打席では力強いスイングも見せたが、顔が苦痛に歪む場面も見られた。大谷はここまで3打数無安打1四球1三振で打率.245。試合はドジャースが4ー2でヤンキースに3連勝。ワールドシリーズ制覇まであと1勝となった。
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Ohtani appears to be wearing a sling as he is introduced at Yankee Stadium before Game 3. pic.twitter.com/6ebDgGQ2qe
— FOX Sports: MLB (@MLBONFOX) October 28, 2024
Shohei Ohtani is trying to keep his shoulder from making any unnecessary movements on the bases
📺: FOX pic.twitter.com/HssZ59TX54
— FOX Sports: MLB (@MLBONFOX) October 29, 2024
