
ヤンキースは28日(日本時間29日)、本拠地でドジャースとのワールドシリーズ第3戦に挑み、2-4で敗れた。これで今シリーズ3連敗となり早くもあとがなくなった。
ポストシーズンに入り不振が目立つのがアーロン・ジャッジ外野手。ニューヨークの地元メディアが主砲の状態に対して言及している。
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■大谷との二冠王対決注目も……
今季のレギュラシーズンで58本塁打、144打点を挙げてア・リーグ二冠王を獲得。ナ・リーグ二冠に輝いたドジャースの大谷翔平投手との対決にも注目が集まったジャッジだが、ポストシーズンに入り不振から抜け出せずにいる。
そんなヤンキースの主砲に対して地元メディア『ニューヨーク・ポスト』も「アーロン・ジャッジのプレーオフでの悪夢。またもや姿を消してさらに深まる」と記事を掲載し、状態に言及している。
記事ではここまでポストシーズンでは打率.140、ワールドシリーズに入ってからは12打数1安打7三振で打率.083と復調の兆しが見えないジャッジについて、「10月は結果が必要となるなかでジャッジは十分な結果を出せていない」と糾弾している。
試合後にジャッジは「今は自分の仕事ができていない」と自らの不振についてコメントし、チームがあとがなくなったことに対して、「立ち直らなければいけない」と奮い立たせている。
ジャッジは「必要なのは1スイング、1打席、1プレーだけだ」と語り、状況打開に向けて希望を見せているが、記事内では「ジャッジが目覚めなければ、2024年シーズンは深刻なスランプとなり、野球界史上最高のシーズンの一つに暗い影を落とすことになる」と記されており、奇跡の大逆転に向けて主砲の復活が求められてくる。
ドジャースに王手をかけられ絶体絶命となったなか、ジャッジのバットから快音は響くのか。第4戦以降の逆襲劇には注目が集まる。
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