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ドジャースのフレディ・フリーマン内野手は29日(日本時間30日)、敵地でヤンキースとのワールドシリーズ第4戦に「3番一塁」で先発出場。初回の第1打席に右翼スタンドへ先制の2ランを放った。
フリーマンはこれで今シリーズは4試合連続、通算では6試合連続の本塁打。識者がSNSで続々反応し、その活躍ぶりを称えている。
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■右翼スタンドへの172キロ弾
ドジャースが圧巻の3連勝で迎えた第4戦。ここまでチームをけん引してきたフリーマンがこの日も魅せた。
両チーム無得点の初回、1死二塁で迎えた第1打席。フリーマンは相手先発ルイス・ヒル投手の4球目スライダーを強振すると、角度23度、速度106.6マイル(約171.5キロ)の弾丸ライナーが右翼スタンドへ着弾した。
フリーマンはこれで今シリーズは開幕から4試合連続弾で、ブレーブス時代の2021年からは6試合連発。メジャー新記録を達成することになった。
この猛打には地元メディア『ドジャース・ネーション』も「フレディ・フリーマンは現在、ワールドシリーズで6本塁打を放ち、最多ホームラン記録を保持」と記し、「彼はまた、ワールドシリーズで球団最多の9打点を記録。この男はワールドシリーズMVP獲得に向けて熱い戦いを繰り広げている」とMVP獲得の筆頭候補だとしている。
また、同メディアのノア・カムラス記者も「フレディ・フリーマンがそれを成し遂げた。彼はMLB史上初めてワールドシリーズ6試合連続本塁打を放った選手」と新記録に言及し、「ドジャースが優勝すれば、彼はワールドシリーズMVPを獲得するだろう」と太鼓判を押した。
ドジャースはその後、ヤンキースのアンソニー・ボルピー内野手に満塁弾を許し、2-5のビハインド。今シリーズ絶好調のフリーマンからさらなる一打が生まれるかは注目が集まる。
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