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今季ドジャース移籍1年目で、悲願の世界一を達成した大谷翔平投手。長いシーズンを終えて一段落といったところだが、12日(同13日)にはシルバースラッガー賞を獲得するなど、オフでも話題に事欠かない。
打者専念で過ごしたシーズンでも「受賞ラッシュ」が予想され、14日(同15日)にはとりわけ多くの名前が挙がりそうだ。
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■「オールMLBチームショー」で発表予定
ひとつ目は、今季もっとも活躍した打者に贈られる「ハンク・アーロン賞」。当時歴代1位となる、通算755本塁打を記録した強打者ハンク・アーロン氏の功績を称え、1999年に創設されたスラッガーの証だ。本塁打、安打数、打率、打点など総合的な攻撃力を評価基準とし、殿堂入り選手たちによる選考委員会とファン投票の結果で両リーグから選ばれる。大谷の2年連続受賞なるか。
続いては、年間でもっとも活躍した指名打者に贈られる「エドガー・マルティネス賞」。大谷はエンゼルス時代の2021年から受賞しており、4年連続4度目の選出は確実と見られている。
そして、2019年から新設された「オールMLB」。今季の通算成績をもとに、ファンとメディア関係者の投票で各ポジションから「ファーストチーム」と「セカンドチーム」が選ばれる。日本選手では大谷が指名打者部門、カブスの鈴木誠也が外野手部門、今永昇太が先発投手部門でノミネートされている。
受賞者はいずれも14日(同15日)、『MLBネットワーク』の特別番組「オールMLBチームショー」でのプレゼンテーションで大々的に発表される。大谷の受賞ラッシュに注目だ。
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