世界1位の大藤沙月、横井咲桜ペアが「信じられない逆転劇を見せた」　中国勢撃破に公式が脚光、シングルスでは直接対決が実現【WTTコンテンダーマスカット】

卓球の「WTTコンテンダーマスカット」は15日、女子ダブルスの準々決勝が行われ、第1シードで世界ランキング1位の大藤沙月、横井咲桜（ミキハウス）ペアは蒯曼、陳熠（中国）ペアと対戦。ゲームカウント3－2で勝利して準決勝進出を決めた。

■今季初陣を制し世界2位から浮上

2024年に飛躍を遂げた大藤と横井のペアは、今季の初陣となった「WTTスターコンテンダードーハ」を制覇し、14日に発表された世界ランキングでは1位に浮上した。

迎えたマスカット大会では初戦でポーランドペアを3－0で退けると、蒯曼と陳熠の中国ペアとの戦いとなった準々決勝では2ゲームを連取される厳しい戦いに。それでも、第3ゲームを11－9でものにすると、そこから3ゲームを奪い返し、逆転勝利を収めた。

WTTもこの勝利に関心を寄せており、「先週ドーハでのダブルス優勝者であるサツキ・オオドウ、サクラ・ヨコイはマスカットでの2日目に信じられない逆転劇を見せた」と公式サイトで称賛の声を述べている。

なお、大藤と横井はシングルスでもベスト8進出を決めており、16日に行われる準々決勝では直接対決が実現する。2004年生まれの同学年コンビの活躍には注目が集まる。