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MLB公式サイトは16日(日本時間17日)、「ヤンキースの2000年代ベストナイン」を発表し、03~09年までプレーした松井秀喜氏を左翼手で選出した。同氏はDH部門の次点にも入った。そのほか、先発右腕部門では田中将大投手も次点に名を連ねた。
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■記憶に残るワールドシリーズMVP
松井が「ヤンキース2000年代ベストナイン」の一員に選ばれた。同サイトは選出理由について、「(左翼手としては)マツイの他にはブレット・ガードナーも候補になるだろう。そして、その差はわずか。後者は様々な方法でチームを活気づけ、ファンのお気に入りだ。しかし、マツイは、ピンストライプのユニフォームを着るずっと前から正真正銘のスターであり、ヤンキースを代表する誇り高き国際的アイコンだった」と記した。
さらに「06年に手首の骨折が原因で、連続試合出場は518で途切れたが、彼はその時チームに謝罪した。09年はDHとなっていたが、ワールドシリーズ第6戦で6打点を叩き出すなど活躍し、(同シリーズの)MVPに選出された」などと称賛した。
■ジャッジ、スタントンの名前も
松井はニューヨークで過ごした7年間で通算916試合に出場し、打率.292、140本塁打、597打点をマーク。“ゴジラ”の愛称で親しまれたスラッガーは、名門球団の歴史にしっかりとその名を刻み、現在もヤンキースファンから愛されている。
今回選出されたメンバーは以下の通りとなっている。
捕 手:ホルヘ・ポサダ一塁手:マーク・テシェイラ二塁手:ロビンソン・カノー三塁手:アレックス・ロドリゲス遊撃手:デレク・ジーター左翼手:松井秀喜中堅手:バーニー・ウィリアムス右翼手:アーロン・ジャッジ指名打者:ジャンカルロ・スタントン先発左腕:CC・サバシア先発右腕:マイク・ムシーナリリーフ:マリアーノ・リベラ
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