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ポスティングシステムでメジャーリーグ移籍を目指していた佐々木朗希投手が17日(日本時間18日)、ドジャースとの契約に合意したと自身のインスタグラムで発表した。
昨季の大谷翔平投手と山本由伸投手に続いて佐々木が加わるドジャースは、世界最強クラスの先発ローテーションを形成することになりそうだ。
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■他球団ファンからは批判の声も
『ESPN』のアルデン・ゴンザレス記者の情報によると、佐々木の契約金は650万ドル(約10億2000万円)になるとのこと。ドジャースは今季25歳未満の海外FA選手獲得資金が約515万ドルで、マイナーのディラン・キャンベル外野手をフィリーズへ放出しボーナスプールを増額。全額の大半を佐々木獲得に投入したと見られる。マイナー契約のため、千葉ロッテには契約金の25%が譲渡されるかたちだ。
ドジャースは今冬、2023年のサイ・ヤング賞ブレイク・スネルを獲得。先発陣は大谷、山本、スネル、タイラー・グラスノーに続いて佐々木が加入し、オールスタークラスのローテーションが完成。さらには、復活を目指すクレイトン・カーショーとの再契約も濃厚と見られている。そして故障明けのダスティン・メイとトニー・ゴンソリン、若手のランドン・ナックらも控えており圧倒的な戦力で2年連続の世界一を目指す。
地元メディア『ドジャース・ネーション』のXは「ドジャースは野球を台無しにしているわけではない。彼らはただ、他のどの球団よりも野球が上手いだけだ」と投稿。容赦ない大型補強のドジャースを妬む他球団ファンからの批判を一蹴した。
佐々木の加入で、ますます凄みを増すドジャースの巨大戦力。今季も世界一最有力候補の座は揺るがないだろう。
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