
ポスティングシステムでメジャーリーグ移籍を目指していた佐々木朗希投手が17日(日本時間18日)、ドジャースとの契約に合意したと自身のインスタグラムで発表した。
米専門局『MLBネットワーク』は、加熱した争奪戦の中で佐々木と山本由伸投手との重要な会談があったと報じている。
◆大谷翔平はカナダ行きの飛行機に乗らず、佐々木朗希にも振られ……悲痛のブルージェイズに米記者同情「トロントの皆さん、お気の毒です」
■「誰が彼らを倒せるのか」
『MLBネットワーク』のジョン・モロシ記者は、同日放送された番組「MLB Tonight」に出演。「過去24時間の間に聞いた話では、争奪戦の過程で非常に重要な会談がヨシノブ・ヤマモトとロウキ・ササキの間で行われたそうです」と明かし、佐々木のドジャース入団へ大きな後押しになったと伝えた。
また、同番組にレギュラー出演するメジャー通算286本塁打のカルロス・ペーニャ氏は、「7年間は西海岸で圧倒的な支配が続く。誰が彼ら(ドジャース)を倒せるのか。誰が長いシーズンを通して、あのローテーションとあのラインナップを突破できるのか。間違いなく業界全体で最高のチームだ」と語り、ドジャースの世界一連覇に太鼓判を押した。
ドジャースの今季先発ローテーションは大谷翔平、山本、ブレイク・スネル、タイラー・グラスノーに加えて佐々木が入団。さらには、復活を目指すクレイトン・カーショーとの再契約も濃厚と見られている。そして、故障明けのダスティン・メイとトニー・ゴンソリン、若手のランドン・ナックらも控えており、順調に稼働すれば、他球団を寄せ付けない圧倒的な戦力を誇っている。早くも開幕が待ち遠しくなってきた。
◆佐々木朗希、ドジャース入り決断理由は……「6人制ローテ・中5日」を重視か 「実行できるのは層の厚いド軍だけ」と地元紙