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ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は21日(日本時間22日)、米放送局『FOX 11 Los Angeles』に出演。昨季のポストシーズンやオフの大補強、大谷翔平投手の起用法などについて語った。
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■大谷翔平は「勝つために全力を尽くす」
ロバーツ監督は冒頭、昨季のポストシーズンについて振り返ると「様々な場面で、我々は追い詰められました。何度も敗退の危機に直面しましたが、それを乗り越えた光景は壮観でした。このチームがどれだけ結束していたかを物語っています」と語った。
オフシーズンの大補強に関しては、「ドジャースが野球を壊しているだって?その答えはノーです。我々はドジャースタジアムで年間400万人の観客を動員しています。我々が受けるサポート、グッズ販売、ドジャースというブランドの恩恵を、オーナーやフロントがチームに再投資しているのは素晴らしいと思います」と話し、「チームが標的にされるのを理解した上で、戦力強化に全力を尽くしてくれているのですから、我々もその期待に応える責任を負うことになります」と決意を滲ませた。
また、今季から二刀流に復帰する大谷翔平投手の話題を振られると、「(史上最高の選手を監督するのは)実はとても簡単なんです。彼ほどの才能を持ち、なおかつモチベーションが高く、規律を守る選手ですから。ただ、今年は違います。彼は投げるのです。指名打者としてもプレーする。正直に言うと、どうやって管理すべきか、まだ分からない。ただ、彼自身が過去にやってきたことなので、コーチ陣やトレーナーとも相談しながら決めていきます」と起用法に言及した。
ロバーツ監督は、「でもひとつ確かなのは、ショウヘイはドジャースの一員としてチームが勝つために全力を尽くすということ。昨季、彼はMVPを獲得しました。今季も最有力候補であるのは間違いありません」と振り返り、さらなる期待を寄せた。
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