【MLB】大谷翔平、術後の左肩は順調「空振りした時も違和感なかった」　好相性の菊池雄星から豪快アーチに「たまたまです」

ドジャースの大谷翔平投手は28日（日本時間3月1日）、米アリゾナ州グレンデールでのエンゼルス戦に「1番DH」で先発出場。オープン戦初打席で菊池雄星投手と対戦、いきなり本塁打を放った。この日は3打席に立ち、3打数1安打。試合後にはメディアの取材に応じ、豪快アーチを振り返った。

■「しっかりとした打席を」

大谷はオフシーズンに左肩を手術。ようやく迎えた待望のオープン戦初出場は、ド派手な一発で順調な仕上がりをアピールした。両チーム無得点の初回、先頭打者で打席に入った大谷は、相手先発・菊池の6球目真ん中高めのフォーシームを捉えると、逆方向へ高々と舞い上がった打球が瞬く間に左翼スタンドへと吸い込まれた。

試合後にメディアの取材に応じた大谷は、「（菊池との対戦について）何回も立っているので、まずは自分の1打席目をしっかりとした打席を作っていければいいかなと思って入っていきました。空振りした時も違和感なかった」と振り返った。

レギュラーシーズンでも通算23打数7安打3本塁打と相性の良い、花巻東高校の先輩と久々の対決も気負った様子はなし。好相性を問われると「たまたまです」と記者の笑いを誘う場面も。昨季もオープン戦初出場で本塁打を放っており、注目を集める試合ほど本領発揮する勝負強さは健在のようだ。